オススメProject

最新・オススメ情報を提供

中国語を学習したい人におすすめの本【2021年最新版】

中国語の学習がおすすめな理由

日本にいてもいろんな場面で外国人と会う機会が増えていますが、そんな時に英語を含め外国語で会話ができるというのは非常に重要な意味を持ちます。

わかりやすい場面ではビジネスにおいて相手との友好度を上げることが出来たり、相手の言葉の真意を理解することもできます。

また、海外旅行に行く際には現地の人の言葉が理解できることで、よりその国の魅力を感じることができるだけでなく、騙されたり危険な目に遭うリスクを減らすこともできます。

  世界において最もメジャーな言語は英語であり、英語さえ話せれば十分なコミュニケーションを取れる場面がほとんどだと感じるかもしれません。 しかし、私がおすすめするのは中国語の学習です。

その理由は大きく3つあります。

ひとつは「中国人の人口が多く、世界中のあらゆる国で非常に多くの中国人が生活している」ことが挙げられます。 中華街やチャイナタウンというのはよく耳にする言葉だと思いますが、日本に限らず世界中の多くの国にチャイナタウンは存在します。それだけ中国人というのは世界中で活動しているのです。

ふたつ目の理由は、「中国人は英語を話せない人も多く、また中国語は知らないとまったく理解出来ない」というものです。 中国においてだけでなく、中国を離れて暮らす中国人でさえ英語をほとんどあるいはまったく話せない場合が多いです。また、私達は英語で話しかけられても、学校で習った英単語をある程度知っていれば後は身振りなどでなんとかコミュニケーションをとることができます。しかし、中国語の場合はたいていの人が単語の発音さえまったく知らないため、中国語で話しかけられても何を伝えようとしているのかまったく理解できない可能性が高いです。

最後の理由は、「実は中国語は日本人にとって非常に学習しやすい言語でもある」ということです。 日本人以外の外国人が中国語を学習する場合、漢字がかなりのハードルとなります。しかし、中国語において常用漢字とされる2400字のうち、7割が日本の漢字とほぼ同じと言われているのです。つまり、覚えなくてはならない漢字はたったの800字と言えます。現に中国政府公認の中国語試験であるHSKの上級の合格者の約9割が日本人と韓国人で占められています。

以上をまとめると、「世界中のいたるところにそれも非常に多く生活する中国人は英語を話せない場合が多く、私達は中国語を知らないと彼らとコミュニケーションをとることがかなり難しい。一方で私達日本人は世界的に見て中国語の学習に非常に有利な立場にいる。」ということになります。 他にも細かい理由はいくつか挙げられるのですが、ここまで説明した内容だけでも十分中国語を学習する価値について理解していただけるのではないでしょうか。 言語はコミュニケーションのツールのひとつにすぎないので、語学者になるなどの理由がない限りは完璧にマスターする必要はありません。日本語を話す外国人の発音や文法が多少違ったところで、それを聞く私達は「下手くそだな」とは思いませんし、彼ら自身も自信を持って「日本語が話せます」と言ってくる場合が多いです。私達も完璧を目指すのではなく、まずは「相手と会話ができるレベル」を目標に学習してみましょう。

 


中国語は本で学習するのがおすすめ

外国語を学習する方法としてメジャーなものは、インターネットを使って学習サイトなどを利用する、アプリで学習する、本で学習する、スクールなどで人から教えてもらう、といった方法が挙げられます。その中で敢えて本での学習をオススメするのは非常に重要な理由があります。

「本は書き込みができ、何度も全く同じ情報を見返すことができる」というのがひとつ目の理由です。外国語に限らず、本での学習のメリットとして最も大きいのが「書き込み」によるものです。

自分が理解した過程や、コツを書き込むという作業はそれ自体が記憶に有利なだけでなく、オリジナルの教科書として非常に完成度の高いものとなります。また、同じページを開けば必ずまったく同じ情報に触れられる、というのは記憶の定着にも非常に重要です。

「外国語学習の本に付属する音源は発音がかなり正しく、また聞き取りやすい」というのがふたつ目の理由となります。

インターネットでも外国語の発音を聞き取ることができますが、それらは聞き取りにくいことも多いばかりか、個人の癖や方言が混ざっていることも多く、学習用としてはあまりおすすめできません。

しかし、本に付属する音源は外国語学習用につくられたものなので、発音はかなり正確で聞き取りやすくなっています。

最初から間違った発音を身に付けてしまわないためにも、本で外国語を学習することをおすすめします。 また、本での学習はスクールなどに比べるとはるかに安価で、また自分の生活のすきま時間で進めることも可能になります。

いつでもどこでも勉強できる、というのはとても便利なことです。 とはいえ、スクールに通ったほうが続けられる、という方は是非利用すべきですし、インターネットやアプリを併用するのも楽しく勉強するには非常に便利なので、是非本での学習と平行して利用してみてください。

 


簡単な会話の学習におすすめな本

外国語はあくまでツールのひとつなので、学習する際はまず簡単な会話に触れてみることをおすすめします。使えるフレーズが増えるだけでもモチベーションに繋がり、中国語の学習を楽しむことができるようになります。

 

新ゼロからスタート中国語 会話編

初心者向けとしてかなり人気があり、実際おすすめできる本です。日常会話や旅行で使う表現が多く収録されています。 こちらはシリーズとして人気があるので、文法や単語もこのシリーズで学習することが可能です。

_ __

 


発音の学習におすすめな本

改訂新版 紹文周の中国語発音完全マスター

中国語は発音が難しい言語ですが、こちらの本は発音に特化しており、中国語の発音を学習するにはダントツでおすすめできる本です。 日本人が苦手な発音や区別しにくい発音についても、口の形や音声を聞きながら学習ができます。四声についてもわかりやすく整理されており、何度も繰り返し聞くことで感覚的にマスターできます。 おすすめの学習法は「シャドーイング」と言って、テキストの音声を真似しながら声にだしてトレーニングする方法です。

 


単語の学習におすすめの本

キクタン中国語

最初におすすめした「新ゼロからスタート中国語」シリーズの単語でもいいのですが、「キクタン」はレベルに合わせて何冊かにわかれており、その分多くの単語が学習できます。使いやすい本なので是非活用してください。

_

 


文法を学習したい人におすすめの本

ゼロからしっかり学べる!中国語「文法」トレーニン

文法に関しても「新ゼロからスタート中国語」シリーズは人気があるのですが、この本はシンプルにわかりやすく文法構造が解説されているので非常におすすめできます。 情報量としてはあまり多くないですが、初心者が中国語の文法に触れるにはとても使いやすい内容になっています。

 


資格としてHSKを受験したい人におすすめの本

中国語検定HSK公認テキスト

せっかく学習するなら資格として活用できるHSKや中国語検定を取りたいと考える人もいると思いますが、留学や仕事として活用するために受験するなら「HSK」がおすすめです。「中国語検定」は日本国内での認知度は高いのですが、「HSK」は世界的に通用する資格であり、「中国語の運用能力」の証明となるため就職や転職でもアピールしやすい資格です。 HSKは1級から6級まであり、数字が大きくなるほど難易度が上がりますが、4級あたりから資格としてもアピールできるようになり、決して難しすぎるレベルではないので、是非4級からの受験を目標にしてみて下さい。

 


以上が中国語を学習する際のおすすめの本の紹介となります。 中国語は難しそうというイメージが強すぎてとっつきにくく感じるかもしれませんが、実際に簡単な会話から覚えてみると続けやすく感じると思います。発音に関しては最初に基礎的な部分をしっかり身に付けてしまえばそこからは発音するのがむしろ楽しくなってきます。資格としてもかなりアピールしやすく、仕事としての需要もかなり高いので、是非この機会に中国語を勉強してみましょう。